私は、若いころ、なかなか就職が決まらず、突然決まった赴任先が遠方だったため、幼い長女をどこに預けたらよいのか試行錯誤しました。
実家の母に実家近くの保育園に送迎してもらったり、
近所の人に無認可保育所に連れて行ってもらったり、
仕事を辞めた夫が私立の保育園に連れていったり、
次女が生まれたことで彼女の希望で公立幼稚園に通ったりしました。
「色んな所に通ったね。お母さんが仕事をしているせいで、大変やね。」と娘の気持ちを確かめました。
すると・・・
「幼稚園にも行けるしいいねん。たくさん友達ができてうれしい。みんな友達や。」
このように彼女は臆すること無く、社交的に育ちました。
ある日、一緒に二人でスーパーマーケットに買い物に行った時のこと。確か娘が5歳の頃。
買い物が終わり、私がトイレに行きたくなり、私は娘にスーパーの入り口付近でレジ袋を委ねました。娘はあっさりと承諾。
しかし、私がトイレから出てくると娘がいません!
スーパーの中を探しましたがみつかりません。
元の場所に戻ると・・・
娘がよそのおばさんから、買い物の荷物を受け取っていました。
なんと、他人に荷物を預けて娘はトイレに行っていたのです。恥ずかしい…
みんな友達なの?
来週は・・・最終章『愛情・自立・生きる力』