子ども達は、普段の遊びの中で、いつも問題解決能力に繋がる活動をしています。
より面白く、より難しく遊ぼうとする。
さらに人の真似をしながら、より良い遊びを思いつくものです。
大人が見ると、何故時間がかかったり、面倒なことをするのか?と思う時もあります。しかし、子ども達にとっては、そんな遊びこそ集中して、面白がります。
さらに友達と一緒にした時には・・・
葛藤したり、いざこざが生まれたりします。しかし、そのような過程を経て、問題を解決した時には、友達同士が仲良くなり、本当の意味で「苦楽を共にした仲間」となるのです。
大人が先回りして、問題解決の糸口を提示してはなかなかこのような関係性が生まれません。
大人の立ち位置は・・・手は放して、口は出さず、少し距離を取った場所で見守ること。
そして、うまく行った時には、「どうやったの?」と面白がりながら聞いてみることが、AIやロボットに勝る子ども自身の問題解決能力を育む一歩だと思います。
皆さんもそのような心持ちで待ってみてはいかがでしょうか。
第一章の話に戻りますが、私が住んでいた宝塚から姫路まで片道千円以上かかりました。親に交通費をせびり、出してもらっていました。しかし、すぐに敗退して帰って来た時は、バツが悪かったです。しかし、親は「全国大会行くなんて、そんな簡単なものじゃない、また来年チャレンジしたら?」と毎回、前向きな話をしてくれたことに感謝しているところです。
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この園長ブログ(4GB)に参加させていただき、3回の執筆をさせていただきました。どんなテーマにしようか?どんなメッセージにするか?今の課題って?などなど、試行錯誤しながらの執筆でしたが、自分の『考え方』や『想い』のふりかえりになったような気がしています。
また機会があれば、ぜひ投稿させていただきたいと思います。
1年間、ありがとうございました。