こんにちは、4GB第四打席に立たせていただきます。堀良尚こと『よし爺』です。
私もあーだこうだと言っている間に、15年という年月を保育の世界でお世話になっております。
ありがたい事に、長年子どもの姿を見ていると、「子どもってすごい能力があるねんなー」という事に気付かせてくれます。
その一つが、「モノマネのスキルが高い」という事です。
コロッケさんとか清水アキラさんとかのモノマネでなく、
模倣という能力がすごいという事なんです。
なかでも・・・家族!子どもが親や兄弟姉妹の模倣をするスキルには、驚かされます!
・ほとんどの子はお母さんお父さんの喋り方にそっくりです。
・兄弟なんかは泣き方、怒り方まで似ています。きっと関わる大人もそんな感じで怒ってんやろな〜と分かってしまいます(笑)
・ハスキーボイスな3兄弟(一番下の女の子もちゃんとハスキーボイス)はやっぱりお父さんがハスキーボイスとか。
・お母さんが高音ぎみにお話されるお子さんもしっかり声は高かったり、逆もまたしかり。ほんまに親にそっくりです。
・笑い方の癖の強さなんかも似ています。
・たまにおばあちゃんに似ている子もいます。関わりが強い方に似るんやなーと感じる瞬間です。
ご家庭の生活の様子や、お子さんがどの様な人と関わっているか、子ども一人一人その姿から伝わることが意外と数多く有ります。
DNAや骨格や環境がそうさせるのかはわかりませんが、とにかく顔形以外の言葉や仕草、家族の癖などの所が似るのは、きっと真似をして覚えるとういずごい能力があるからだと思っています。
うちの娘(小2)も「あのさ〜、ほんでさ〜、でさ〜」と、やたらと語尾に「さ〜」をつけて話しますが、妻に言わせてみれば「あんたも…さーさー言っとんで!」という事らしいです。
良いとか悪いとかは別として、幼少期の英会話で感心する一つに発音が有ります。
APPLE「アッポー!」とネイティブ先生の真似を完璧に言ってくれますし、ちょっと前に流行ったK-popの「ダイナマイト」をなかなかの発音で歌ってみせてくれる子もいます。そういう能力を見たとき、子どもにはかなわないなーと思ってしまいます。
『まねる=学ぶ』とは本当によく言ったもので、モノマネの能力を私たち人は持っていて、その能力が高い時期が幼少期ではないかなと思います。
そんな子どものモノマネ能力に子育てのヒントが隠されているような気がします。